特別な訓練を本当に受けています

先日の「水曜日のダウンタウン」の説はこれ。

事務所が痛みを伴う罰ゲームのために「特別な訓練」の講習を開催しても昨今の状況なら受け入れちゃう説

「特別な訓練を受けています」というテロップを本当に実現させようという「シャレ」の効いた企画ですね。

暴力的な演出や罰ゲームに対して、過剰なまでに敏感な世の中になりました。
BPOもうるさくなりましたし。

そんな世の中に対して「皮肉」をたっぷりと込めた説。

。。。なんだけど、この「皮肉」が伝わらない人もいるんですよね。
下手したら「素晴らしい企画だ!」とか「アメトーーク!の事故を予見していたようだ」とか絶賛してしまう人も多い。

そういう「皮肉の分からない人」を「皮肉の分かる人」はついついあざ笑ってしまう傾向があります。

(真面目かw)

でもよくよく考えてみると。。。
「皮肉の分からない人」は別に頭が悪いわけじゃないんですよねえ。

単純に「お笑い慣れ」していないだけ。
普段からそんなに「お笑い」を見てなければ、その業界の「シャレ」や「皮肉」が伝わらないのは仕方がないといえば仕方がない。

「皮肉」というのはどんな業界にもあるもので。
例えば「政治」の世界の人が何か皮肉を言ったとしても、私はそれを「皮肉」だと見抜く自信がありません。

「文学界の皮肉」も「音楽界の皮肉」も「スポーツ界の皮肉」も、私はきっとそれに気づかず真面目に受け取ってしまうでしょう。

要するに「皮肉」を理解するために必要なのは、「知能」ではなく「慣れ」なんでしょうね。
(ま、ある程度の「知能」も必要だけど。笑)

なので、自分が何かの皮肉を理解できたとしても、それを理解できなかった人を安易に見下すのはやめておいたほうが良さそうです。

皮肉

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